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THE ROCK MK2

UNITY AUDIO
THE ROCK MK2

Monitor Speaker

- リボン・ツイーター
- アルミ・ウーファー
- 密閉型キャビネット
- EAR/Tim De Paravicini氏によるアンプ設計
- ロンドン・メトロポリス・マスタリング・スタジオで正式採用
- 圧倒的に正確なサウンド
- 115V仕様
JAN:4562218723233
※販売価格は1台の価格です。

Unity Audio社は1995年よりプロ用モニターのディストリビュート業務を行ってきました。その過程で多くのモニター・スピーカーに触れてきた経験を市場に溢れる多くの製品が持つ欠点を克服しプロも満足するモニター・スピーカーをゼロから開発することにしました。私たちの目標は、制作現場でためらうことなく重要な判断ができる桁外れに正確なモニター・スピーカーを作ることでした。

この分野に長けた素晴らしい専門家達によるチームが結成され、モニター・スピーカーの新しいスタンダードを作り出す準備は整いました。 「私の会社Unity Audio社は1995年以降、多くのモニター・ブランドのディストリビュート業を行ない成功してきました。そしてその世界的な流通ネットワークを活かし自社ブランドのプロ用アクティブ・モニター・スピーカーを発売することにしました。開発にあたり他とは違うものを作りたいという考えもあり新たなデザインと素材を採用することにしました。そこでスタジオ設計と音響技術者であるKevin Van Greenにバーチ合板製キャビネットとコーリアン・フロント・バッフルの開発を依頼しました。

アンプの設計は業界で最も優れた技術者の1人 Tim De Paravicini氏によるもので、カスタム・メイドのディスクリート・バイポーラ設計を採用しています。彼の会社であるEsoteric Audio Research社は非常に優れたアンプを多数作り出していることで知られています。様々なウーファーを試した結果、高い評価で知られるドイツのメーカーELAC社のウーファーを採用しました。「The Rock」には50kHzリボン・ツイーターと6.5インチのウーファーが搭載されています。

私達は圧倒的に正確なモニター・スピーカーを作るべく開発をスタートしました。そして測定結果が表す通り、その目的を達成したと確信しています。バスレフの無い密閉型キャビネットはスタジオ・モニターには珍しいかも知れませんが低音の精度と伸びは抜群です。オリジナルの音声をそのまま再生することを目標としたスピーカーであるためEQは開発当初から搭載しないことに決めていました。「The Rock」は自信を持ってお薦めできるモニター・スピーカーです。多くのプロデューサー、エンジニアに認めて頂き、すでに多数の納入実績をあげています。」


主な機能
・2ウェイ・アクティブ・モニター・スピーカー
・カスタム仕様トゥルー・クラスA/B 100ワット E.A.R ディスクリート・アンプ
・密閉型キャビネット設計
・コーリアン・フロント・バッフル
・50kHzリボン・ツイーター
・7インチ/180mmウーファー
・バランスXLR入力
・アンバランスRCA金メッキ・フォーン入力
・最大音圧 (1M) 105dB SPL
・周波数特性 ±3dB 50Hz - 35kHz
・(MK II周波数特性 ±3dB 33Hz - 35kHz)
・バルト海産バーチ合板製キャビネット
・11.2 kg/個
・290 mm x 220 mm x 325 mm
・圧倒的に正確なサウンド
・115V仕様
・フロント・バッフルとキャビネット
・スタジオ・デザイナー Kevin Van Green

密度と質量、剛性を実現するため、フロント・バッフルはコーリアンを素材として作られ合板製バッフルに貼り付けられています。
高品質12 mm厚 9枚成形合板で作られた密閉型キャビネット構造によりサウンドの精度が増し、低音はスムーズでディープな特性を実現しています。合板は安価で知られるMDFを使わずバルト海産バーチ合板を採用しました。またキャビネットの歪みを防止するために巧妙な構造の設計が施されています。


優れたリボン・ツイーター
ドイツのメーカーELACは新たなリボン・ツイーターを開発しました。新しいネオジウム・マグネット機構が採用され、効率が良くリニアな周波数及び位相レスポンスにより、スムーズで聴き疲れの無いサウンドを特徴とします。


ウーファー
ウーファーもドイツELAC製を採用しました。大きさは180 mmで0.2 mmのアルミ箔が剛性のあるパルプ樹脂製コーンに化学反応により接着されています。


カスタム・ディスクリート・アクティブ・アンプ
Esoteric Audio Reasearch (EAR)
アンプの設計は業界の第一人者として知られる設計者Tim De Paravicini(Esoteric Audio Research)の手によるカスタム設計となります。特製手巻トランス搭載トゥルー・100ワット・ディスクリート・バイポーラ・低フィードバック・アンプと、オーバーロード/クリップ防止機能搭載のLF及びHFセクションの組み合わせにより、クリーンで応答速度が優れ、驚くほど原音に忠実なサウンドの再生が可能となりました。


ユーザー
このモニターを最初に聴いたのはNYでの前回のAES、そのとき私はMercenary Audio社のスタッフと話をしていました。そして背後のスピーカーから素晴らしい音が聴こえたのに気が付き振り返ってみて驚きました。このビッグなサウンドが鳴っていたのは"The Rock"という小さなスピーカーだったからです。しばらくして"The Rock"を購入しました。そして今では"Quested 2108s"、ビンテージの"UREI 811Bs"と共にメインのモニター・スピーカーとして使用しています。
"The Rock"と他のスピーカーの違いは明らかです。このスピーカーを導入してからミックスの微調整が今まで以上に細かくできるようになり幅広いリスナーに対しベストなサウンドを提供できるようになりました。リボン・ツイーターは最高です。小型スピーカーとは思えない精度の高いサウンドが特徴です。
Doug Fearn
イギリス人のミキサー、プロデューサーJAMES REYNOLDSはUnity Audio社の3ウェイ・アクティブ・モニター"The Boulder"をディーラーであるKazbar Systemsから購入しました。
2ウェイ・モニター"The Rock"の成功を受け開発された3ウェイ・アクティブ・モニター"The Boulder"は、2発の専用低域ドライバーと独自のデュアル同軸・フラット・アルミ・ミッド・レンジ・ツイーターを搭載した製品です。ミッド・ツイーターの内側には50 kHzリボン・ツイーターを同軸状に内蔵することで位相ずれを無くすことに成功しています。

キャビネットの素材は"The Rock"を踏襲し密閉型バルト海産バーチ合板が採用されています。合計4台のE.A.R特製ディスクリート・アンプが各ドライバーをそれぞれドライブします。
「ミキサーやプロデューサーは本当に正確なモニターを持つべきだと思うんだ。たくさんのモニターを比べてきた結果、The Bouldersが今までで一番のモニターだよ。

中域-高域に派手さが無いので最初は不安になるかも知れないね。けど心配する必要は無い。これによって中低域から下が良く見える様になる。周波数特性が凄くフラットなんだ。売れ線のヒップホップのミキシングにはフラットな周波数特性はとても重要になるんだ。ステレオ・イメージも素晴らしいし、何時間作業しても耳が疲れることは無い。Unity Audio社は本当に素晴らしい製品を作ったと思うよ。」

JAMES REYNOLDS
代表作:Jessie J, Tinchy Stryder, The Saturdays, Conor Maynard, Mark Knight, Tine Tempah, Girls Aloud, K Koke , Tulisa.
RIMSHOTSTUDIOは"The Boulder"を使用しています。
「主観的な部分が大きいので、音に関して具体的に述べるのは避けたいと思う。その代わりに私の仕事に"The Boulder"がどんな効果をもたらしたかを述べたいと思う。」

サウンドの感想は主観的なものなのでここでは触れないでおこう。それよりもUnity Audioのスピーカーが私の作業の工程にどの様な効果をもたらしたかを述べたいと思う。
私にとってモニターとリスニング環境はスタジオにおける最も重要な要素だ。「The Boulder」はそれまで6年以上メインで使用していた「Adam S3-A」の座を奪ってしまったんだ。「The Boulder」のデモを試してみたいと思った理由は次の3つだ。

1. 密閉型キャビネット
2. 同軸上に配置された中音域ドライバーと高音域リボン・ツイーター
3. TIM De Paravicini氏設計のアンプ

使用してみてまずベースが非常にタイトなことに気がついた。それまでは車やラジカセなど様々な環境で聴き比べながらサウンドの調整をする必要があり、時間が勿体ないしストレスが溜まるこの作業に時にはうんざりすることもあった。
私はダブル・ベースとアコースティック・ギターなどで構成されるルーツ・ミュージックのプロジェクトに多く関わっている。ロー・エンドが多く含まれる音楽だが、音源にしたときにそれぞれの音をしっかり聴かせないといけない。

「The Boulder」がどれだけ信用できるモニターか確認するために他の再生機器を使わずに「The Boulder」の出音だけを頼りにミックスを作ってみた。これでうまくいかないならモニターを交換する必要なんて無いことになる。
試用期間中に、完成までに1週間程かかりそうな長めのセッションで「The Boulder」を使用してみたんだ。ボーカル、ピアノ、ダブル・バス、エレキ・ギター2本、ドラム、ハモンドという構成で全てライブ録音された。さあどうなるだろうか。

録音のセットアップの際、いつもよりマイキングの調整を細かくできていることに気がついた。いままで気がつかなかった音が聴こえているということだ。しかしこれによって逆に細かい部分が気になってしまいセッティングに余計な時間がかかるのではないかという心配があったのも確かだった。
作業は通常通り進んだ。結果「The Boulder」はサウンドも良いし、仕事もしやすい、耳疲れもないモニターということが分かった。素晴らしい!

その後、オーバーダブや編集作業など別のプロジェクトの作業のため数週間そのトラックから離れていたんだ。その間ミキシングの作業は全くすることがなかったためリファレンスとなる素材に触れなかった。
プロジェクトに戻りミックスをするときが来た。トラックを再生するとすぐに「The Boulder」の素晴らしさに気が付いた。

サウンドが優れているため作業が素早く進む。トラックがどんどん良くなった。わずかなカットやブースト以外のEQを全く必要としなかったのだ。各楽器を落ち着かせるために使う程度の音楽的なEQの使い方だ。
ここまでは作業が素早く進行した。

カー・ステレオや他の再生機器でチェックをしてみるとロー・エンドはいずれの環境でもミックス作業中と同じ様に鳴った。スピーカーや再生環境が異なればもちろん音質は異なるがミックス時に持ち上げたファットでソリッドなロー・エンドはいずれの環境でも感じることができた。そしてタイトさはコントロール・ルームで聴いたサウンドと同じ様に再生された。

結局他のスピーカーでチェックする必要なくミックスを完成できることが分かった。これは私にとってとても大きなことだ。私もクライアントも時間とお金の節約になるのだ。
自分に素直になることを心がけながら他のトラックも幾つかミックスしてみた。別のスピーカーでチェックしたい衝動を抑えながらミックスを完成させると、自分が求めるサウンドに最終的に仕上がっていることが分かった。

この理由ははっきりしている。レコーディングの間、テープに良い音で録音するためにどうすべきかが「The Boulder」を使うことではっきり理解できていたということだ。これによりミックス時にEQを必要以上にかけずに済み、バランス調整のみに集中できたのだ。つまりミックスの際に他のスピーカーでチェックしないことは自分の求める音に近づきやすいということだ。
重要なことだが、「The Boulder」でのミックスは楽しい!自分のスタジオ環境でどう鳴るのか心配だったが、「The Boulder」は素晴らしいモニターだ。

以上が「The Boulder」の感想だ。私のスタジオのコントロール・ルームに導入し、活用している。

Mike (RIMSHOT STUDIOS)
UKのニューウェーブ・エレクトロ・ミュージックの父であるGary Numanは彼のプライベート・スタジオに"The Rock"を導入しました。
「素晴らしい小型スピーカーだ。低い音量でも各トラックをバランス良く、ロー・エンドまでしっかり鳴らしてくれる。"The Rock"を使えば今までみたいにスピーカーを過度にドライブする必要がなくなり長いセッションでも耳が疲れにくくなったんだ。」


Garyの"Cars and ‘Are ‘Friends‘ Electric?"を含む初期のモンスター・ヒットはそれまでの平凡なギターをギター・ペダルで加工しまくったシンセ・フックで置き換えたことで知られています。その後、2011年のアルバム"Dead Son Rising"に代表される様なインダストリアル・ダークウェーブと言えるサウンドに進化していきます。

彼はDave Grohl (The Foo Fighters、Nirvana)、 Trent Reznor ( Nive Inch Nails )など多くのミュージシャンからリスペクトされています。Marilyn Mansonは、自分の作品はGaryの昔の作品の上をなぞったに過ぎないと公言しています。Basement Jaxxは2002年に"Where‘s Your Head At?"の中でGaryの"M.E."(アルバム"The Pleasure Principle")をサンプリングしています。UKポップのトリオSugababesは2002年のNo.1ヒット"Freak Like Me"でAdina Howardの"Freak Like Me"とGaryの"Are Friends Electric?"をマッシュアップしています。

Gary Numan
UK出身プロデューサーSteve Fitzmauriceはロンドンの彼のスタジオに"The Rock"を導入しました。
「"The Rock"はミッド・レンジの細かい部分にフォーカスしてモニターしたいときはいつも使ってるよ。これによって作品に命を与えることができるんだ。」
Steven Fitzmauriceはロンドンをベースとするグラミー賞受賞のミキサー、プロデューサーです。Craig David、Depeche Mode、Kate Nash、Seal、U2などの作品でクレジットされています。

アイルランド生まれの彼は音楽業界でキャリアを積むべく1987年にロンドンに移住しました。彼はまずSarm Studiosで働き始めJulian Mendelsohn(ミキサー)とTrevor Horn(プロデューサー)の下で修行を始めました。1992年にNYのThe Hit Factoryに移るとEric ClaptonやJodeci、その頃まだ無名だったTimbalandなどの録音を行います。その後NYでフリーランスになるとすぐにTrevor Hornプロデュースのプロジェクトのミックスを手がけるようになります。その中には彼が最初にグラミー賞にノミネートされたSealのセカンド・アルバムも含まれています。翌年、彼がミックスを手がけた"Kiss from a Rose"がグラミー賞年間最優秀レコード部門を受賞し、彼もベスト・エンジニア・レコーディング部門を受賞することになります。その後もBrett Anderson、Ian Brown、Depeche Mode、The Frames、Gemma Hayes、Jai、Kylie Minogue、Kate Nash、Tina Turner、U2、Wendy & Lisaなど数多くのアーティストと仕事をする様になります。

2009~2010年の間にPaloma Faithのデビュー・アルバム "Do You Want the Truth or Something Beautiful"、Filthy Dukes "Nonsense in the Dark"、Professor Greenのシングル"I Need You Tonight" と"Just Be Good to Me"、Olly MursのNo.1ヒット"Please Don‘t Let Me Go"や、他にもCage the Elephant、Taio Cruz、Groove Armada、Hard-Fi、Daniel Merriweather、Metronomyなどを手がけています。 最近ではStingの"25 Years - The Definitive Collection"やハープ奏者Lucinda Belleのデビュー・アルバムのプロデュースとミックスを手がけています。またJoe JaniakとPrimary Oneのデビュー・アルバムや、Sophie Ellis-Bextor、The King Blues、Kuran and the Wolfnotes、Lemar、Lisa Mitchell、Professor Greenのミックスも行っています。

Steve Power
UKのプロデューサーBen Hillierは"The Rock"をスタジオに導入しました。彼はBlur、Depeche Mode、Future Heads、Elbowを手がけたことで知られています。現在はBlurのGraham Coxonのソロ・プロジェクトを進行中です。

"The Rock"はバルト海産バーチ合板製の密閉型キャビネットによって正確な低音レスポンスを実現する2ウェイ・アクティブ・モニターです。独自のコーリアン・フロント・バッフルによる高い強度と極めて低い共鳴周波数が特徴です。高級なドイツ製7インチ・ウーファーと50kHz折り込み式リボン・ツイーターが採用されています。Esoteric Audio Research社によるカスタム仕様クラスA/Bディスクリート・アンプは世界一のアンプ設計者と言われるTim de Paraviciniが手がけているのも特徴です。

「"The Rock"を様々なミックスでテストしてみたんだ。結果は素晴らしいものだった。ポートの無いキャビネットと、アンプ設計の第一人者Tim di Paraviciniの手によるE.A.Rアンプによって低音のレスポンスは速くて正確。完全に信用できるモニターだ。実際僕が普段使っている有名な3ウェイ・モニターよりも性能が良いね!ミックスに必要なディテールが残酷なまでに聴こえるんだ。」

Ben Hillier
Andy Grayは"The Rock"を彼のプライベート・スタジオに導入しました。彼は作曲家、プロデューサー、リミキサーでTori Amos、Liz Fraser、Gary Numan、Korn、U2、Enter Shikariの作品にクレジットされています。現在進行中のプロジェクトであるHard Fiの新譜のミックスで"The Rock"をテストしています。彼は"Swordfish"、"TimeCopII"などの映画音楽やイギリスChannel4のテレビ番組"BigBrother"のテーマソングなどの作曲も手がけています。

「"The Rock"は素晴らしいモニターだ。この大きさからは想像できないくらいのロー・エンドとディテール、パンチを再現してくれるんだ。とても小さい音量でもレスポンスが変わらないのも素晴らしいね。今まで使っていたメイン・モニターとA/Bテストをしたときは言葉が出なかったね。ディテール、スケール感、全てにおいて"The Rock"が勝っていたんだ。ディテールは音量に関わらず素晴らしく、オープンでワイド、そしてスイート・スポットもとても広い。"The Rock"を使えばミックスがとても早くて正確にできる。さらに一日中聴いていても耳が疲れることがないんだ。」

Andy Gray
Alan Moulderはイギリスのオルタナティブ・ロックの有名プロデューサーの一人です。彼は最近"The Rock"を北ロンドンにある彼のスタジオAssault & Batteryに導入しました。
「とても好きなモニターだ。これ無しではいられない程だね。サウンドに全く誇張が無いので出音だけを信じてサウンド作りに専念できるんだ。スタジオ・モニターのあるべき姿だね。特にボーカルのミックス・バランスが取りやすくて気に入っているよ。低音のディテールとスピードはキャビネットの小ささを考えると驚きだよ。この大きさのモニターでは今まで聴いた中で一番良いと思う。何より音量によらず一貫したレスポンスなのが良いね。小さい音量でもしっかり鳴ってくれるよ。そして一番重要なことである、スタジオを離れ他の環境で鳴らしたときにまともに鳴るかという問題も完全にクリアしている。"残酷な程正確"というUnity Audio社のコピーそのままだね。」

Alan Moulder
代表作:Artic Monkeys、The Big Pink、My Bloody Valentine、Depeche Mode、Placebo、The Jesus and Mary Chain、White Lies、Foals、Wolfmother、Ride、Bloc Partyなどを手がけるプロデューサーです。Foo Fighters、Death Cab for Cutie、Them Crooked Vultures、Nine Inch Nails、The Killers、Interpol、Against Me!、The Smashing Pumpkins、Puscifer、Blonde Redhead、Yeah Yeah Yeahsなどのアメリカ出身アーティストも多数手がけています。
UK出身の優れたプロデューサーMike Crosseyも"The Rock"を最近導入した一人です。彼はリバプールのMotor Museaumスタジオをベースにしています。NeveコンソールやStuder A80MkIIの他、 Empirical Labs、Chandler Limited、 Thermionic Cultureなどの厳選されたアウトボードが充実したスタジオです。

「"The Rock"を聴くまで市場に出回るスピーカーに満足できなかったんだ。"The Rock"は広がりが豊か且つ誇張の無い正確なサウンドだ。本当に素晴らしいモニターだね。今まではロー・エンドの処理に何時間もかけていたのに"The Rock"を使って本当に作業が早くなったよ。ミックス作業が早くなるから1日2時間は多く寝られるね!」

彼は Arctic Monkeys、Razorlight、Foals、The Kooks、Black Keysなどのプロデュースで有名です。現在はブレイク確実と言われる北ロンドンのバンドTribesの作品が進行中です。

Mike Crossey
伝説的なプロデューサー&レコーディング・エンジニアKen Thomasと彼の息子Jolyonはハンフリーにある彼らのプライベート・スタジオに"The Rock"を導入しました。
Kenは70年代にTrident Studiosでキャリアをスタートさせ、Wire、Test Department、999、The Cocteau Twinsなどのブリティッシュ・パンク、ニュー・ウェーブのバンド・サウンドのプロダクションに深く関わりました。
その後現在までにMoby(発売直前の新譜)、Yann Tiersen、M83やアイスランドの非凡なバンドSigur Rosなどを手がけています。
Jolyonは父の跡を追う様にプロデューサーとしてのキャリアを積んでいます。ロンドンのS.C.U.Mのデビュー・アルバムの作曲およびプロデュース、Mapsのエンジニアリング、プログラミング(マーキュリー賞ノミネート)、またベルリンにある彼のスタジオでReeceなどを手がけています。

「"The Rock"を始めて聴いたときは驚いたね。今まで色んなモニターを使い続けてきて満足行くものに巡り会うことは無かったんだ。"The Rock"はまさに私が求めていたモニターそのものだ。ミックスにもリスニングにもパーフェクトだ。モダンで美しい外観でサウンドは素晴らしい。こんなスピーカーは他に無いだろうね。」
Ken Thomas

「プロデューサー同様ミュージシャンとしてもレコーディング、パフォーマンス、ミキシング用のモニターが必要だったんだ。"The Rock"は音楽的でありながら正確でテンションを落とすことなくクリエイティブな作業が行える。ロー・エンドのディテールは音量に関わらず素晴らしい。正確であることが一番だね。」
Jolyon Thomas
Miles ShowellはMetropolis Masteringのエンジニアとしての27年間、価値のあるニア・フィールド・モニターを探し続けてきました。
「普段はニア・フィールド・モニターは使わないんだ。この27年の間に満足できるモニターに出会わなかったからさ。本当にたくさんのニア・フィールド・モニターを長年試してきたが本当に使ってみたいと思わせるモニターはこの"The Rock"が始めてだ。使ってみると明らかに違いが分かる。そして重要なのはクライアントの印象がすごく良いんだ。プロデューサーからアーティスト、更にはレコード会社のA&Rまで、ここに来た人たちはみんな"The Rock"を好きになって帰って行くよ。小さいキャビネットから驚く程の低音とディテールが再生され、それが音量に依らないことにみんな驚くね。」
「"The Rock"はディテールの正確さ、優れた低音、素晴らしいステレオ・イメージ、耳疲れせず音楽的なサウンドが特徴です。どのくらい正確かって?ワード・クロックのソースを聞き分けられるくらい正確だよ!」

技術開発マネージャーCrispin Murrayはこう加えます。
「アナログ・レコードへのダイレクト・レコーディングも含まれるChannel4のシリーズ"On Track"のプロダクションにおいて"The Rock"を使ってきました。そして私たちが長年探してきたアクティブ・モニター・スピーカーであるという結論に至り、メインとなる6つのマスタリング・ルーム全てに"The Rock"を近日中に導入する予定です。」

Miles Showell
1997年よりMetropolisに在籍
代表作:Doves、Luciano Pavarotti、Jessie J、Portishead、Moloko、Gorillaz、George Michael、Bat For Lashes、Primal Scream、Everything But The Girl、Zero 7、Sting
Metropolisはヨーロッパで最も成功した独立系レコーディング&プロダクション・スタジオの1つです。それだけでなくヨーロッパで最も大きな独立系マスタリング・スタジオとしても有名です。
最も乗りに乗っているスタジオであり、新しく優れたサービスを多く提供しています。


Sound on Sound レビュー
反応速度がレベルによって変化するスピーカーは多い中、「The Rock」の密閉型キャビネットはこの問題に打ち勝つことに成功している。
Hugh Robjohns

プロ用オーディオ機器のディストリビュートおよび販売で15年の歴史を誇るUnity Audio社はここ数年自社製品の開発に取り組んでいる。それらはテープ・エコー・ユニット「Echo Verb」や調整可能なスピーカー・スタンド「Monolith」、真空管プリアンプなどのアナログ・プロセッシング・ユニット「Thermionic Culture」シリーズなど、カスタムメイドで独自設計を特徴とする製品ばかりだ。そして遂に彼らは、競争の激しいモニター・スピーカーのカテゴリーにアクティブ・2ウェイ・ニアフィールド・モニター「The Rock」を投入することで新たな挑戦を始めた。

Unity Audio社は長年数多くの有名プロ用モニター・ブランドのディストリビュートを行ってきた。その経験で培ってきた各製品の長所や短所、そして(最も重要なことだが)プロフェッショナル・ユーザーの求めるニーズに関する蓄積を活かし、ミックスで迷いが生じることのない「残酷なまでに忠実なツール」をコンセプトとする「The Rock」の開発はスタートした。キャビネットの設計はスタジオ音響デザイナーKevin Van Green、カスタム仕様ディスクリート・アンプの設計はオーディオ機器設計者Tim De Paravicini(Esoteric Audio Research社)の手によるものだ。プロトタイプの検証はプロオーディオ業界の名士達によって行われた。

概要
見た目が悪い(ときには本当に醜い)スピーカーが多い中、「The Rock」の魅力的な外観は特筆すべきだろう。寸法は220×325×290 mm (W×H×D)、重量は11.5 kg。重みのある密閉型キャビネットは安価なMDF合板を敢えて使わず、12 mm厚9層構造のバルト海産バーチ合板で作られている。フロント・バッフルは調理台などに多用されるデュポン社製コーリアンを用いてハンド・メイドで作られている。ちなみにコーリアンとは三水和アルミナ(主原料ボーキサイト)とアクリル樹脂ポリマー(ポリメチル・メタクリル樹脂またはPMMA)を科学的に融合させた物質のことだ。非常に密度があり硬質で、加工すると大理石の様な美しい仕上がりにできるのが特徴だ。「The Rock」に用いられるコーリアン・バッフルは淵を丸く加工することでエッジ回折を抑え、下層の合板シャーシにドライバーと共に取り付けられている。

一般的なバスレフ型ではなく密閉型キャビネットを採用したのは思い切った決断だ。世間的には密閉型の再び流行り出しているのを感じており、個人的には大歓迎だ!通常密閉型キャビネットはバスレフ型に比べ電源処理や効率に欠ける面も否めないが、「The Rock」はロー・エンドにおける時間領域のパフォーマンスがずっと良く、低音の緩やかなロール・オフも良好だ。これらの特性はプロフェッショナルなモニター環境に非常に重要な要素である。
よくある質問
 
本サイトに記載の製品の外観、仕様、外装は予告無く変更する場合あります。